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中華開発金控、3ルートで中国事業展開【表】


ニュース 金融 作成日:2011年12月9日_記事番号:T00034254

中華開発金控、3ルートで中国事業展開【表】

 中華開発金融控股(開発金控)は、傘下の中華開発工業銀行がこのほど、行政院金融監督管理委員会(金管会)からオフショア人民元業務の認可を受けたのに続き、10月には中国でリース会社の中華開発国際租賃を設立。さらに、ファンド運用会社の設立も検討している。今後は中国において、銀行、リース、ファンド運用という3ルートで事業展開を加速する方針だ。9日付工商時報が伝えた。

 開発金控は、今後の中台の融資業務のプラットフォーム統合が進めば、顧客の拡大や金利マージンの拡大が見込め、将来的に企業向け業務の利益成長のうち、50%はオフショア銀行部門(OBU)とリース業務による貢献が占めるとの見通しを示した。

 中華開発国際租賃は来年3月にも業務を開始する。江蘇省昆山市を拠点とし、3年以内に「5拠点、売上高40億人民元(約500億円)」、5~10年以内に「15拠点、売上高120億人民元」を目指す。また、設立2年目での黒字転換を見込む。

 開発金控は中国事業の拡大に合わせ、中国に派遣する社員を今後1年で40~60人増やす計画だ。