ニュース 電子 作成日:2011年12月9日_記事番号:T00034269
奇美電子(チーメイ・イノルックス)の廖錦祥董事長が突然辞任したことで、液晶パネル業界の再編説がにわかに高まる中、施顔祥経済部長が奇美集団の創業者、許文龍氏に会談を申し入れているもようだ。9日付経済日報が業界筋の情報として伝えた。
事実とすれば、液晶パネル業界の再編問題や奇美電子に対する銀行団の協調融資(シンジケートローン)問題が議題となる可能性が高い。
市場関係者は「奇美電子の筆頭株主は依然として奇美実業であり、銀行団融資問題などが浮上していることから、まず許氏と会うことにしたのではないか」と指摘した上で、施経済部長が今後、友達光電(AUO)の李焜耀董事長、鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長とも会談するとの見通しを示した。
ただ、経済部関係者は、施経済部長と許氏との会談説について「聞いていない」と語った。施経済部長は14日から世界貿易機関(WTO)の会合に出席するため、台湾を離れる予定となっている。
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