ニュース 電子 作成日:2011年12月9日_記事番号:T00034270
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が8日発表した11月売上高は、前月比2.31%減、前年同月比22.75%減の80億6,500万台湾元(約207億円)で、2009年6月以降で約2年半ぶりの最低を記録した。緊急受注は得たものの、半導体市場の低迷と顧客が在庫消化を進めていることから、業績回復の兆しは依然みられない。1~11月の累計売上高は前年同期比11.32%減の977億7,500万元となった。9日付工商時報が報じた。
12月の業績見通しについて、証券会社は前月比小幅減と予測。第4四半期通期については、UMCは先日の業績説明会で、ウエハー出荷量は前期比約10%減となるが、65および40ナノメートル製造プロセス製品の出荷比率向上により、売上高は前期比約5%減にとどまり、5%以上の営業利益率を維持できると予測している。
なお、今年通年の売上高は1,000億元の大台は維持するものの、前年比では約1割の減収となる見通しだ。
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