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3000cc超の公用車、環境政策に矛盾と批判


ニュース 社会 作成日:2007年10月30日_記事番号:T00003428

3000cc超の公用車、環境政策に矛盾と批判

 
 「緑色執政」(環境にやさしい政治)を掲げる民進党政権で、閣僚クラスの公用車に排気量3,000~4,000ccの乗用車が少なくとも20台使われていることが分かり、立法院で批判を浴びている。30日付中国時報が伝えた。

 このうち、総統、行政院長、国防部長の専用車はいずれも4,000ccクラスだという。

 国民党立法院議員団の郭素春書記長は29日、「閣僚クラスの専用車は3,000ccクラス以下のものがほとんどない。民進党はダブルスタンダードで、外に厳しく内に甘い」と批判した。

 こうした中、陳瑞隆経済部長が記者団に対し、自身の3,000ccクラスの専用車を「小型車だ」などと抗弁したため、「庶民感覚を無視している」と集中砲火を浴び、騒動をエスカレートさせている。

 民進党の閣僚では、先日蘇嘉全行政院農業委員会主任委員が、「スーパーマーケットで5元の野菜を買えばよい」と発言し、「民情を知らない」と厳しく批判されたばかり。