ニュース 政治 作成日:2011年12月12日_記事番号:T00034281
李登輝元総統は9日、馬英九総統が前日、「1992年の共通認識(92共識)」について、「憲法に根拠があり、李元総統が推進を指示した」と発言したことについて、自身のフェイスブック上で、改めて「92共識」の存在を否定するとともに、「馬総統のうそはますますひどくなっている。歴史の改ざんは許されず、そうするのは独裁の暴君のみだ」と厳しく非難した。10日付聯合報が報じた。
李元総統は、中国にとっての「92共識」は「一つの中国」である一方、馬総統の言う「92共識」は「一つの中国、それぞれの解釈」であり、いったいどこに「共通認識」があるのか不明だと指摘。中国と本当に共通認識に達しているのであれば、はっきり説明すべきだとした。その上で、馬総統は台湾の民衆を騙そうとしており、「これは台湾の民主にとって最大の傷であり、同時に最大の恥辱だ」と批判した。
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