ニュース 食品 作成日:2011年12月12日_記事番号:T00034290
有害な可塑剤を加えた乳化剤を出荷したとして、食品衛生管理法違反などの罪で起訴された昱伸香料(新北市中和区)の経営者、頼俊傑被告らに対する判決公判が9日、彰化地方法院で開かれ、頼被告に懲役18年(求刑同25年)が言い渡された。10日付自由時報が伝えた。
また、妻の簡玲媛被告に同16年(求刑同20年)、同社に可塑剤を販売した金童公司の経営者、潘淑蘭被告に同12年(求刑同15年)の判決が下された。このほか、法人としての昱伸香料に罰金2,400万台湾元(約6,200万円)、金童に1,600万元の支払いが命じられた。
判決によると、昱伸香料の経営者夫妻は1997年から2006年にかけ、フタル酸ビス(DEHP)やフタル酸ジノルマルオクチル(DNOP)といった可塑剤が食品添加物として使用できないことや毒性があることを知りながら、金童公司から購入し、食品添加物として販売していた。
また、潘被告は可塑剤を昱伸香料に販売する際、原材料名からDEHP、DNOPとの表示を故意に削除していた。
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