ニュース 石油・化学 作成日:2011年12月12日_記事番号:T00034292
12日付経済日報によると、台湾中油(CPC)の第3ナフサ分解プラント(高雄市林園区、三軽)が来年4月に閉鎖することになり、代替設備として建設中の新・第3ナフサプラントが稼働する2013年までの半年以上、川下メーカーはエチレンなどの供給不足問題に直面する懸念がある。
1978年に稼働を開始した第3ナフサは現在の年産能力が▽エチレン、23万トン▽プロピレン、11万5,000トン▽ブタジエン、3万5,000トン──。新第3ナフサは▽エチレン、60万〜80万トン▽プロピレン、37万トン▽ブタジエン、10万トン──の計画だ。
黄登祥・中油石化事業部執行長は、第3ナフサ稼働停止後から新第3ナフサ稼働までは、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)に供給不足分を補ってもらうなど、連携して望む考えを明らかにした。曹明・台塑石化総経理も提携に前向きな姿勢を示している。
第3ナフサに続き、中油の第5ナフサプラント(高雄市楠梓区、通称五軽)も15年に閉鎖する予定だ。
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