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「マーチ」再投入、裕隆日産シェア2位へ邁進


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年12月13日_記事番号:T00034323

「マーチ」再投入、裕隆日産シェア2位へ邁進

 日産自動車の台湾総代理店、裕隆日産汽車は12日、新型「マーチ」を発表した。来年以降も、小型セダン「セントラ」、SUV(スポーツ用多目的車)「エクストレイル」と毎年1車種以上を投入し、2014年には市場シェアを15%まで拡大、2位を狙う。13日付工商時報が報じた。


新型マーチは車内が広く、外観はスタイリッシュに生まれ変わったと蔡文栄総経理(右)は指摘した(裕隆日産リリースより)

 蔡文栄総経理は、新型「マーチ」は月間800台、年間1万台の販売台数を目指し、台湾生産の小型車で市場シェア2割以上を目指すと語った。販売価格は53万2,000~58万8,000台湾元(約140万~150万円)で、トヨタ「ヤリス」が直接のライバルとなりそうだ。

 裕隆日産は5年前にマーチの生産を停止し、排気量1.5リットル以下の小型車市場から撤退していた。ただマーチは台湾販売14年で14万台以上を売り上げた実績がある。

 蔡総経理は、裕隆日産の市場シェアを今年の12%から来年は13%以上に引き上げると表明した。これにより、来年の新車販売台数は今年比12%増の4万6,000~4万8,000台を目指す計算だ。