ニュース 電子 作成日:2011年12月13日_記事番号:T00034324
宏達国際電子(HTC)はこのほど、外資系証券会社の特定のアナリストが、事実に反する情報を流してHTCの株価に影響を与えたとして、このアナリストを証券交易法(証券取引法)違反の疑いで台北地方法院検察署に告訴した。13日付工商時報が伝えた。
告訴状には、問題のアナリストが流した不正確な情報について、詳細に記載されているという。告訴されたアナリストは明らかにされていないが、シティグループ・グローバル・マーケッツ(花旗環球証券)のアナリストではないかとの情報がある。
HTCは今年6月末、「今後故意に当社(HTC)の株価に影響を与えたり、デマや不正確なデータを流布したりする行為を発見した場合、必要な法的手段を講じて会社と株主の権益を守ることも排除しない」とする公告を出しており、今回の告訴と関連性が指摘されている。
HTCの株価は12日の終値が415台湾元(約1,070円)で、今年4月29日の高値水準(1,300元)に比べると、8カ月で68%も下落した。
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