ニュース 電子 作成日:2011年12月13日_記事番号:T00034326
中国・台湾での第4四半期のプリント基板(PCB)生産額が前期比で4%減少するとの見通しが、台湾電路板協会(TPCA)と工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)から示された。13日付経済日報が伝えた。
第4四半期は例年PCBの需要期に当たるが、PCB材料メーカーの11月売上高は軒並み振るわなかった。銅箔基板(CCL)の尚茂電子材料は過去34カ月で最低、台光電子材料(エリート・マテリアル)は過去21カ月で最低だった。ガラスクロスメーカーでは富喬工業(フルテック・ファイバーグラス)が過去13カ月で最低だった。
来年の見通しについてIEKの江柏風アナリストは、電子製品の薄型・軽量化が進むため、高密度多層(HDI)基板やフレキシブルプリント基板(FPC)などのハイエンドPCBの需要は依然として強いとの予測を示した。対米ドルレート30.16台湾元の水準を保てば、年産額は前年比8.4%増の5,450億元(約1兆4,000億円)規模となるとみている。
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