ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年12月14日_記事番号:T00034346
トヨタ車を台湾で生産する国瑞汽車は13日、既存の中レキ(つちへんに歴)工場(桃園県)を「アルティス」生産の専門工場に改めた。特定1車種のみを生産する工場は台湾で初めて。14日付工商時報が報じた。
国瑞汽車によると、アルティスは台湾向け、輸出向けで年産量が10万台に上る。中東市場向けの受注が月平均4,000台以上となったため、トヨタは国瑞汽車から供給する体制に切り替える考えのようだ。
アルティス以外に中レキ工場で生産していた「ウィッシュ」は昨年、「カムリ」も13日に観音工場(桃園県)に生産ラインを移転した。その観音工場は、新車の生産能力を30%増やすため、数億台湾元(1元=約2.6円)を投じる計画だ。
一方、日産車を生産する裕隆汽車製造も、三義工場(苗栗県)の日産能力を現在の160台から240台まで増強するするため、10億元を投じる。日産車の販売を手掛ける裕隆日産汽車が今後3年で台湾生産の3車種を発売するほか、裕隆集団の自社ブランド「LUXGEN(納智捷)」も台湾生産車を毎年1~2車種投入する計画のためとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722