ニュース 電子 作成日:2011年12月14日_記事番号:T00034351
タイで発生した大洪水によりハードディスクドライブ(HDD)の供給に影響が出ている問題について電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチの簡佩萍シニアアナリストは、来年第1四半期は今期よりさらに不足が深刻となるが、米ウエスタンデジタル(WD)など大手HDDメーカーが復旧を急いでいるため、早ければ来年第2四半期には不足率が5%まで縮小、同年第3四半期には正常に回復するとの見通しを示した。ただ、サーバーやストレージ機器業界は、HDD不足によって先送りされた需要が今後戻ってくると期待しているが、これについては「先送りではなく消失する」と悲観的な見通しを示した。14日付蘋果日報が報じた。
勤誠興業(チェンブロ)の陳美琪董事長によると、今期はサーバー需要に対し70%しか対応できておらず、多くの顧客が来年第1四半期への出荷先送りを要求しているという。しかし簡シニアアナリストは、「第4四半期需要の多くは低価格キャンペーンや季節的な調達に向けたもので、時期を逃せば需要は失われる」と指摘。実際に先延ばしとなるのはごく一部だと予測した。
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