ニュース 電子 作成日:2011年12月14日_記事番号:T00034354
台塑集団(台湾プラスチックグループ)のDRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は13日、10月に董事会で決議した11億株の新株発行による増資計画を取りやめると発表した。これに先がけ、提携先の米マイクロン・テクノロジーがイノテラに1億3,300万米ドルを供与すると表明している。14日付電子時報が伝えた。
イノテラは、世界的な景気低迷や同社株価が4台湾元(約10円)台に低迷していることなどから、現金増資を取りやめ、第三者割当増資か転換社債発行に計画を変更すると説明した。来年第1四半期末までの資金調達実現を見込む。
業界関係者は、DRAM業界の不景気の中でもマイクロンが資金を供給することは、イノテラの生産能力を非常に重視していることの表れだと指摘した。
なお、イノテラの今年の設備投資額は約170億元で、昨年の550億元から大幅に減少した。42ナノメートル製造プロセスへの切り替えや30ナノプロセスの開発などに充てられた。
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