ニュース 電子 作成日:2011年12月14日_記事番号:T00034355
東芝・華碩電脳(ASUS)の薄型軽量ノートパソコン「ウルトラブック」の売れ行き好調がサプライチェーンで伝えられている。両社は部品メーカーへの発注を追加しており、東芝は今月の発注が倍増、ASUSに供給するメーカーにも緊急受注が舞い込んでいるという。14日付工商時報が報じた。
ウルトラブックは各社が投入した第1弾製品が比較的高価格だったことから売れ行きが懸念されていた。そんな中、低価格戦略を採った東芝は中央処理装置(CPU)「Core i3」搭載の「Z835」を北米市場で699.99米ドル、台湾でも3万1,800台湾元(約8万2,000円)で販売している。IT(情報技術)製品展示即売会「資訊月(インフォマンス)」では1日300台が売り切れたという。
東芝は同製品を自社生産しているが、バッテリーや軸受は台湾メーカーが供給しており、これらメーカーによると12月の出荷量は11月の3万〜4万台分から6万〜8万台分に急増している。
またASUSの「Zenbook」もインフォマンスで1万5,000台を販売しており、部品供給メーカーからは12月に入って緊急の追加受注が増えているとの声が聞かれる。
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