ニュース 社会 作成日:2011年12月15日_記事番号:T00034360
 高雄市政府の招きで、東日本大震災の被災者で宮城県名取市に住むシルバー族の夫婦3組6人が12日、台湾を訪れた。高雄小港空港に到着した一行は、3泊4日の滞在中、2009年8月8日の台風8号(アジア名・モーラコット)水害(台湾では「88水害」と呼ばれる)で土砂災害により埋没した小林村(当時・高雄県甲仙郷小林村)の被災者らと交流した。一行は再建中の杉林区の大愛園区で、被災者の前向きな姿勢や、懸命に自力更生しようとする姿に勇気づけられたようだ。
陳菊市長(左)は14日、温かさを象徴する特産品アンスリウムの花束を贈呈し、一日も早い復興を祈願した(14日=中央社)
一行は台湾滞在中、美濃で客家の文化を体験するなど、台湾旅行を楽しんだほか、14日に陳菊・高雄市長を訪問。大脇兵七さん(73)が一行を代表し、東日本大震災の被災地に台湾の人たちが多くの義援金を寄せてくれたこと、および今回の高雄市の招待に感謝を述べた。
陳市長は、被災者らを励ますと同時に、高雄は太陽の光りにあふれ、海あり山あり港あり、食べ物も豊富で市民も親切なことから、日本人シルバー族のロングステイ(長期滞在)にぴったりだとアピール。一行は記念にそろって粘土に手形を残し、東日本大震災の被災者と88水害の被災者が互いに励まし合っていくことを約束した。
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