家電販売大手の燦坤実業は創業35周年を迎え、きょう（15日）から初の週年慶（創業祭）セールを開始した。期間は11日間で、１日当たり１億台湾元（約２億5,700万円）の売り上げを見込む。15日付蘋果日報が伝えた。
今回のセールでは、台北～東京間の往復航空券（1,000枚）のほか、世界各地へのツアーが当たる抽せん（購入額5,000元ごとに１回）を行う。また、ビジオの大画面テレビ、日立の冷蔵庫の指定機種を購入するか、期間中の購入額が30万元以上（先着400人）に達した場合には、台北～東京間の往復航空券が贈呈される。
証券業界は、忘年会シーズンの賞品需要や創業祭、毎年年末に開催されるＩＴ（情報技術）製品展示即売会「資訊月（インフォマンス）」などが追い風となり、燦坤の12月売上高は前年同月比２けた成長を遂げると予測した。
同社の張岳龍副総経理は、来年の出店計画について、「台湾の店舗網は340カ所に達した。来年も拡大を継続するが、目標は設けず、店舗整理や改装に重点を置きたい」と説明した。
