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台北市の12年公示地価、新光摩天ビルが14年連続で最高【表】


ニュース 建設 作成日:2011年12月15日_記事番号:T00034368

台北市の12年公示地価、新光摩天ビルが14年連続で最高【表】

 台北市政府は14日、2012年の公示地価を発表し、新光三越台北駅前店が入居する高層ビル「新光摩天大楼」(中正区)の地価が、前年比9.83%上昇の1坪400万2,357台湾元(約1,030万円)で、14年連続で最高となった。ただ、台北101ビルも同373万2,231元と前年比11.56%の上昇を見せ、新光摩天大楼に迫っている。市内12行政区すべてで上昇となり、平均上昇幅は前年比9.87%と、昨年の12.08%を下回ったものの2002年以降で2番目となった。15日付工商時報が報じた。

 一方、住宅エリアでは大安区の彩虹大廈一帯が1坪211万5,702元で2年連続1位となったほか、「豪邸」の代名詞となっている「宏盛帝宝」(台北市仁愛路)エリアは、同186万元と前年比25.63%上昇した。

 なお行政区別で上昇率が高かったのは、▽信義区、11.08%▽大安区、10.67%▽松山区、10.58%──で交通機関、公共施設、生活機能、就学環境の充実が地価上昇につながっているようだ。

 また路線価は、中正区館前路〜忠孝西路1段4号が1坪125万元余りで最高となったほか、上昇率では、北投士林科技園区の徴収対象となっている承徳路6段西側エリアが、農業地から住宅、商業、ハイテク産業専用区へと変更される計画のため185.71%の大幅な伸びを見せた。