台北圏を中心に公共交通機関の運賃支払いなどに使えるＩＣカード「悠遊カード（イージーカード）」のうち、クレジットカード機能を備えた「悠遊聯名カード」で、台湾高速鉄路（高鉄）の改札機を通り、自由席に乗車できるサービスがきょう（15日）から始まった。中央社電が伝えた。
来年14日までのキャンペーン中には、１年間の高鉄自由席フリーパスが当たる抽せんも行われる（悠遊カード公司リリースより）
対象は自動チャージ機能に登録した悠遊聯名カードの保有者で、高鉄の駅の改札機に設置された読み取り機に軽く触れるだけで、改札を通過できるため、乗車券を購入する手間が省ける。
悠遊聯名カードは現在、中国信託商業、玉山、台北富邦、台新、兆豊国際商業、第一商業、国泰世華、華南の各銀行で発行されている。来月14日までは、聯名カードで乗車すると、５％のキャッシュバックが受けられる。
改札通過時に残高が不足している場合には、500台湾元（約1,300円）の倍数で自動チャージされる。例えば、台北～左営間（自由席運賃1,445元）を残高ゼロの聯名カードで利用すると、自動的に1,500元がチャージされ、そこから運賃が引き落とされる。
