ニュース 電子 作成日:2011年12月15日_記事番号:T00034376
宏碁(エイサー)の王振堂董事長は14日、来年は製品機種数を今年の約3分の1に減らすとの方針を明らかにした。またエイサーは、現在傘下に抱える▽acer▽Gateway▽Packard Bell▽eMachines──の4ブランドについても削減を検討している。15日付工商時報が伝えた。
王董事長は、先ごろ行われた年次幹部会議(キックオフ・ミーティング)で、機種数とブランドが多すぎ、複雑なことから、簡素化を目指す経営方針を打ち出していた。
王董事長は、消費者の需要が高かった数年前は多機種、多ブランド戦略が通用したが、現在の市場には合わないと説明。また今年は年初に起きたインテルのプロセッサー「サンディ・ブリッジ」不具合問題や、タイでの洪水によるハードディスクドライブ(HDD)供給不足のようなトラブルに速やかな対応を打つには簡素化が必要との考えを示した。
またブランドの調整について王董事長は、消費者の利益を最優先とし、3年以内に実現したいとしたが、どのブランドから着手するかについては明らかにしなかった。
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