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11年高級輸入車市場、ベンツが1.2万台で首位へ【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年12月15日_記事番号:T00034378

11年高級輸入車市場、ベンツが1.2万台で首位へ【図】

 100万台湾元(約260万円)以上の高級輸入車市場のブランド別販売台数では今年、メルセデス・ベンツが1万2,000台でトップに立ち、これにBMWの1万1,000台が続く見通しだ。「3強」の1角を占めるレクサスは東日本大震災による供給不足から約8,000台の3位にとどまる見込みだが、同ブランド総代理、和泰汽車の呉家炎・レクサス営業本部協理は「来年は震災の影響もなく、モデルチェンジ版『GS』など多くの新型車を投入する計画で、目標を過去最高の1万1,000台とし、首位奪還を図る」と意気込みを示した。15日付工商時報が報じた。


先ごろ東京モーターショーで初めて披露されたレクサスのハイブリッドセダン「GS450h」(同社リリースより)

 呉協理によると、レクサスは今後、ハイブリッド車種が今後同ブランドの業績けん引に重要な役割を果たすとみており、同車種の販売比率を現在の55%から80%に高めたい考えだ。特にハイブリッド入門車種の「CT200h」はトヨタ本社も台湾への十分な供給量確保を約束しているという。

 高級輸入車市場では今年、景気回復が進んだこと、およびぜいたく税導入を控えた駆け込み購入などの影響を受け、上位6ブランドの合計販売台数は約4万5,000台と好調で、各ブランドとも過去最高の販売台数を記録している。