ニュース 食品 作成日:2007年10月30日_記事番号:T00003439
統一企業(ユニプレジデント)の第1~3四半期(1~9月期)の純利益が、昨年同期比2.59倍、過去10年間で最高の75億台湾元(約265億円)に達した。中国やベトナムの海外投資が回収段階に入ったこと、および投資事業の処分による収益がかなりの額に上ったことが要因とみられる。30日付工商時報が報じた。
統一の海外展開のうち最も業績が良いのが中国とベトナムだ。中国では統一の飲料とインスタントラーメン事業を請け負う統一企業(中国)の第1~3四半期利益は前年同期比3.57倍、ベトナムでも飼料事業が農畜産業の成長に伴い前年同期比3.9倍となった。一方、台湾での食品事業は、原料コストの高騰を受け、利益が5%減少した。
食品事業以外でも、統一超商(プレジデント・チェーンストア)、統一証券、家楽福(カルフール)などの業績が好調を維持し、さらに今年初めの米アキュレイ社株処分により約20億元の利益を得たことが今期の大幅成長を支えた。
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