ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾の消費者、コンビニ依存度高まる


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年12月16日_記事番号:T00034393

台湾の消費者、コンビニ依存度高まる

 市場調査会社、東方線上(イースタン・オンライン)の詹宏志董事長は15日、工業技術研究院(工研院)との共催で開いたシンポジウムで、台湾の消費者のコンビニエンスストアに対する依存度がますます高まっていると指摘した。16日付聯合報が伝えた。

 同社の調査によると、コンビニでの消費の割合は、2009年の3.9%から今年11%へと3倍に伸びているという。また消費者のコンビニ利用目的のうち、料金支払いが70%を占めることが分かった。コンビニのATMで料金支払いを行う人も回答者の30%以上に上り、06年の13.5%から倍以上に拡大している。

 このほか、コンビニは最近、軽食が取れるスペースを併設するところが増えているが、利用したことがあるとの回答は、昨年の8.8%から今年は23.1%へと大幅に増えた。

 詹董事長はまた、台湾人は毎日平均2.3回コンビニに立ち寄っているとし、「台湾人のコンビニとの親密度は、日本に勝るとも劣らない」と指摘した。