ニュース 商業・サービス 作成日:2011年12月16日_記事番号:T00034396
2大ドラッグストアチェーン、屈臣氏(ワトソンズ)と康是美(コスメッド)は2012年、ともに店舗拡大によって2けたの売上成長を狙う。ワトソンズは3億5,000万台湾元(約9億円)を投じ総店舗数を現在の442店舗から480店舗以上に、コスメッドも現在の354店舗から390店舗近くにまで拡大する計画だ。16日付工商時報が報じた。
ワトソンズの艾克許総経理によると、同社は今年、台湾本島だけでなく金門島や澎湖諸島を含め27店舗を新規開設。会員数は340万人に上り、20~39歳の女性の2人に1人はワトソンズカードを所有、毎年の使用率は90%に達する。今年度は1けたの売上成長率にとどまったが、今年の新店舗オープンが下半期に集中したこともあり、来年は2けたが見込めるとした。
一方、コスメッドは今年、30店舗以上新規開設し、通年売上高は77億~80億元、利益は前年比1割増の3億元に達するとみられる。高敏航同社総経理は「近年市民の健康意識が向上し、ドラッグストアの利用率が高まっている。来年は少なくとも30店舗を新規開設し、2けた以上の売り上げ成長を狙う」と述べた。
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