ニュース 食品 作成日:2011年12月16日_記事番号:T00034398
食品最大手、統一企業(ユニ・プレジデント)は15日までに、有害な可塑剤を加えた乳化剤を出荷していた昱伸香料(新北市中和区)の経営者、頼俊傑被告(食品衛生管理法違反などの罪で起訴)らを相手取り、総額1億4,583万台湾元(約3億7,500万円)の損害賠償を求める訴えを彰化地方法院に起こした。16日付自由時報などが伝えた。
統一企業のほかに、豊聖、松暉などの食品会社が頼被告(写真)らに損害賠償訴訟を起こしている(15日=中央社)
統一企業が損害賠償を求めた被告3人のうち1人は刑事裁判で無罪となったため、統一側の訴えは棄却され、残る被告2人に対する損害賠償要求のみが訴訟の対象となった。
統一企業(ユニ・プレジデント)は、「LP33膠嚢(カプセル)」のサプライヤーが昱伸香料の乳化剤を含む粉末果汁を使用していたことから、同商品を回収、廃棄する措置を取った。
これに先立ち、彰化地方法院は今月9日、刑事裁判の一審で頼被告に懲役18年、妻の簡玲媛被告に同16年、同社に可塑剤を販売した金童公司の経営者、潘淑蘭被告に同12年の判決を下した。
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