ニュース 家電 作成日:2011年12月16日_記事番号:T00034399
軽量で扱いやすい上、撮影の品質水準も高いデジタルカメラ「ブリッジカメラ」の人気が今年から急速に高まり、低価格機種だけでなく、デジタル一眼レフカメラなどハイエンド機種市場も侵食している。今年、台湾市場でのデジカメ販売台数は年初来で120万台と昨年より微増となっているが、低価格機種の割合は50%へと昨年の70%から大幅に減少した。台湾の受託メーカーにとって、同機種の生産は新たな商機となりそうだ。16日付電子時報が伝えた。
ブリッジカメラ、およびレンズ交換が可能なミラーレス一眼カメラ(MILC)は日本の大手メーカーが続々と強力な機種を投入し、2万~2万5,000台湾元(約5万~6万4,000円)入門機種と、3万元前後のミドルエンド機種が最も売れている。市場競争が最も激しいのは1万5,000~2万元の価格帯で、今後の市場成長力が有望視されている。しかし、日本大手が製造技術の大部分を握り、中堅メーカーは高倍率ズームやマニュアルフォーカスなどの技術でしか参入できない状況で、台湾の受託メーカーにとってはミドルエンド機種が受注を狙う対象となりそうだ。
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