ニュース 電子 作成日:2011年12月16日_記事番号:T00034401
鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は15日、中国・天津市を訪問し、グラフィックIC大手の米エヌビディアとの提携協定に署名を行った。観測によると、両社は16日に天津市政府と協定を結ぶとみられ、内容について市場では、同市が推進するスーパーコンピューターおよびクラウドコンピューティング・データセンターの設置計画で協力するものとみている。16日付経済日報が報じた。
世界のスーパーコンピューター開発競争において、エヌビディアの画像処理装置(GPU)「テスラ」は中国、米国、台湾、日本など多くの国・地域で採用されている。そのうち中国国防科技大学が設計し、7,168基の「テスラM2050」が搭載されている中国で最速、世界で2番目に速いスーパーコンピューター「天河一号A」は天津市に設置されている。
また中国は各地でクラウド・データセンターの設置を進めており、さらに鴻海は天津をサーバーの生産拠点としていることから、スーパーコンピューターとクラウド・データセンターに関する協力が、鴻海、エヌビディア、天津市によって結ばれると市場ではみている。
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