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半導体景気、来年Q2から回復基調=ガートナー【図】


ニュース 電子 作成日:2011年12月16日_記事番号:T00034410

半導体景気、来年Q2から回復基調=ガートナー【図】

 半導体業界の成長鈍化は続き、来年第2四半期に需給が均衡するとの見方が市場調査機関、ガートナーから示された。ファウンドリー台湾大手2社の来年第1四半期売上高は前期比で5~6%減少し、うち台湾積体電路製造(TSMC)は連結売上高が1,000億台湾元(約2,600億円)を割り込み、2010年第1四半期以降で最低に落ち込むとの市場予測が出ている。16日付蘋果日報が報じた。

 ゴールドマン・サックスも、TSMCと聯華電子(UMC)は来年第1四半期に出荷量が前期比5~10%減少するが、第2四半期に反発する可能性があるとしている。

 ガートナーの予測によると、半導体業界の11年設備投資は前年比13.7%増えるが、12年は世界経済が減速する中、需要の弱まり、タイ大洪水による在庫高、パソコン市場成長の鈍化に影響を受け、同19.5%減少する見通しだ。ただ13年には前年の反動から、同19.2%成長を見込む。