ニュース 社会 作成日:2011年12月19日_記事番号:T00034414
総統選の与野党3候補による2回目の公会弁論会が17日行われた。民進党の蔡英文候補は、2007年に行政院副院長の立場を利用して後に董事長に就任するバイオ会社、宇昌生技(現・中裕新薬)に資金を融通し自身と家族への利益供与を図ったのではないかと国民党陣営から攻撃されている「宇昌生技疑惑」で、最高検察署特別偵査組が捜査に入ったことに対し、「行政機関を使った迫害だ。馬英九候補(国民党・現職)が指示したのではないか」と指摘した。馬候補はこれに対し「絶対にやっていない。もしやっていたとしたら即刻立候補を取りやめる」と強調した。18日付中国時報などが報じた。
馬候補は、蔡候補が行政院副院長退任後も、宇昌生技に出資を行った行政院国家発展基金の官僚から投資に関する報告を受けていたと指摘し、「蔡候補は公職退任後、やってはいけないことがあるのを知らないのか。自身で投資や報酬の受け取りをできないことを知らないのか」と批判した。
これに対し蔡候補は、「バイテク産業に関して違法なことはしておらず、利益衝突もなければ、公務員に対し退任後3年以内に職務関連の営利事業の責任者や株主になることを禁じた法規定にも違反していない」と強調した。
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