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ベスト電器が台湾法人の株式譲渡、出資比率1割に縮小


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年12月19日_記事番号:T00034425

ベスト電器が台湾法人の株式譲渡、出資比率1割に縮小

 家電量販大手のベスト電器(本社・福岡市、小野浩司社長)は15日、台湾法人、倍適得電器(日本BEST電器)の保有株式30.9%のうち20.9%を、57.7%出資の筆頭株主、憶声電子(アクション・エレクトロニクス)に26日付で譲渡すると発表した。倍適得電器は持分法適用関連会社より除外されることになる。ワイズニュースの取材に対しベスト電器は、譲渡額は未公表、店舗の営業に変わりはないと説明した。

 ベスト電器によると、昨年3月から東南アジア諸国連合(ASEAN)のうち収益性の高い地域に出店を集中している。これに伴い、収益の低い台湾への出資比率を引き下げることを決めた。

 ポータブルマルチメディアプレーヤーなどの受託メーカー、憶声電子は2009年に倍適得電器の第三者割当増資1億5,000万台湾元(約3億8,500万円)を全額引き受け、持ち株比率57.7%の筆頭株主となった。