ニュース 電子 作成日:2011年12月19日_記事番号:T00034432
和碩聯合科技(ペガトロン)傘下でアップルのパソコンおよびタブレット型PC向けに金属筐体(きょうたい)を生産する中国子会社、日騰機器設備(上海市松江区)で17日、ガス爆発事故が発生した。発生原因は現在調査中だが、一部の自動設備の損傷および61人の負傷者が出た。ペガトロンは、今回の事故のあった場所はまだ正式に量産を開始しておらず、生産能力が減少することはないと強調した。19日付経済日報が伝えた。
ペガトロンは、このほど台湾でも発売した「iPhone4S」を受注したと伝えられており、同社のiPhone出荷台数は今年の820万台から来年には倍近くの1,500万台になるとみられる。また、「iPad3」の受注も狙うとの観測も出ており、先ごろ日騰機器設備は18億2,200万台湾元(約47億円)を投じて、土地および工場棟を取得し、生産能力拡大に努めている。
証券会社は、今回の事故で短期的な影響は出るものの、アップル製品の販売好調に伴い、ペガトロンは今後も業績成長を続けるとの見通しを示した。
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