ニュース 電子 作成日:2011年12月19日_記事番号:T00034436
米半導体ファウンドリー大手、グローバル・ファウンドリーズ(GF)はこのほど、経営難の力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)の12インチウエハー工場(P3工場)買収に向けた交渉が最終段階に入ったもようだ。19日付工商時報が伝えた。
GFはパワーチップのP3工場と茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)の中部科学工業園区(中科)にある工場について買収を検討した結果、P3工場を優先的な買収対象に定め、既に価格提示段階に入ったという。プロモスの工場は、債権団による支援問題がネックとなり、選択肢から外れたもようだ。
P3工場はDRAMとNAND型フラッシュメモリーを主に生産し、45・40ナノメートル製造プロセスに対応している。
P3工場は、台湾積体電路製造(TSMC)への売却に向け交渉を行ったが、今年10月までに頓挫した。一部設備のみの買収を希望したTSMCとの間で折り合いが付かなかった。
業界関係者は「GFは台湾のIC設計産業の将来性を評価している。買収に成功すれば、TSMCや聯華電子(UMC)陣営と激しい受注獲得競争が起きる」と指摘した。
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