ニュース 電子 作成日:2011年12月19日_記事番号:T00034437
液晶パネル大手の奇美電子(チーメイ・イノルックス)が第6世代と第7.5世代の液晶パネル生産設備をブラジルに売却する可能性が浮上した。19日付経済日報が伝えた。
市場筋によると、ブラジルの資産家エイキ・バチスタ氏は現地銀行、鴻海科技集団(フォックスコン)とブラジルに液晶パネル新工場の設置を計画しており、巨額の負債を抱える奇美電子の設備に白羽の矢が立った。売却が実現すれば、奇美電は数百億台湾元(1台湾元=約2.6円)の売却収入を得られる見通しだ。
奇美電は市場の情報について、「検討中だ」とコメントした。鴻海集団からはコメントを得られなかった。
ブラジル側は先ごろ代表団が台湾を訪れて奇美電を視察した後、鴻海集団と投資問題について協議したとされる。
ブラジルメディアの報道によれば、鴻海集団とブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)、バチスタ氏の三者は、テレビ用液晶パネル工場の新設について秘密合意を結び、第1段階として40億米ドルを投資する見通しだという。
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