ニュース 金融 作成日:2011年12月20日_記事番号:T00034444
景気に陰りが見られる中、銀行の多くは来年の企業向け融資について、7%以下の低成長を予測しており、10〜20%成長を予測する銀行は3分の1〜4分の1にとどまっている。20日付経済日報が報じた。
中央銀行の統計によると今年1〜10月の製造業向け融資残高は4兆3,100億台湾元(約11兆円)で前年末に比べ13.5%増となっている。さらに民間銀行の多くでは今年、企業向け融資が15〜20%増の高成長を記録している。
しかし、中国信託商業銀行(CTB)は、今年下半期は上半期に比べ企業向け融資の需要が減少しており、今後さらに落ち込むとして、来年の企業向け融資残高成長率を5%と予測した。
その他銀行は来年の企業向け融資残高成長率を、▽台新銀行、5〜7%▽合作金庫銀行、1〜2%▽華南銀行、6〜7%▽第一商業銀行、5〜6%──と予測している。
一方で彰化銀行は企業向け融資を主な成長要因としており、全体の融資残高成長率で7〜10%増も可能との見方を示している。台北富邦銀行も来年、企業向け融資業務への注力によって、全体で5〜10%成長を努力目標にするとしている。
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