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台湾大哥大、「紙の本」販売に参入


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年12月20日_記事番号:T00034447

台湾大哥大、「紙の本」販売に参入

 台湾大哥大(タイワン・モバイル)は19日、約100社の出版社と提携し、通信業者としては初めて「紙の本」の販売を開始すると発表した。台湾大哥大のモバイル機器向け電子書籍販売・レンタルサイト「myBook書城」で購入すれば、書籍が自宅まで配達される。来月15日までは無料配達キャンペーンを実施中だ。利用は同社ユーザーに限定しない。20日付経済日報が報じた。

 また業界では遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)も「紙の本」販売に参入する。遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の通販サイト「快楽購物網(ゴーハッピー)」と協力してサービスを提供する計画だ。

 台湾大哥大と遠伝は今年、ともにモバイル機器向け付加価値サービスの業績向上に努めている。台湾大哥大の第3四半期の付加価値サービス売上高は前年同期比50%以上成長し、遠伝は今年同サービスで145億台湾元(約372億円)の売上高を目指している。なお、現在両社とも付加価値サービスの売上構成比は約23%となっている。