ニュース 家電 作成日:2011年12月20日_記事番号:T00034452
家電大手の声宝(サンポ)は19日のエコ製品発表会で、来年はテレビとクーラーの販売量を今年比2割以上増やし、同2製品で台湾3大ブランドへの返り咲きを目指すと表明した。目標達成のため、来年は研究開発(R&D)やブランドマーケティングなどに、今年の1億5,000万台湾元の約2倍に当たる3億元(約7億7,000万円)以上を投じる計画だ。20日付工商時報が伝えた。
行政院が来月から3カ月間、エコ家電への買い替えに対する補助金支給を決めたことに対応し、サンポは今回18種類の省エネクーラーを発表した。来年の販売台数は今年の13万台から2割以上の増加を狙う。今年のテレビ販売台数は約12万台だったが、来年は15万台以上を目指す。LEDテレビの市場浸透率が今年の5割から来年は6割に上がると予測されており、販売増に期待している。
サンポグループの陳盛沺総裁は「当社の製品は来年からすべてデジタル化した上で、若者向け、グリーンエネルギー、省エネルギーを新製品の主軸テーマとし、台湾企業の製品でも日本ブランドに打ち勝てることを証明したい」と語った。
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