ニュース 社会 作成日:2011年12月21日_記事番号:T00034469
総統選を控え、与野党がライバル候補の攻撃材料探しに躍起となる中、野党・民進党は、再選を目指す馬英九総統が2002年、台北市長時代に富邦金融控股から不明朗な献金を受け取り、同社による台北銀行の合併に便宜を図ったのではないかとする疑惑を集中攻撃している。
21日付自由時報によると、民進党は20日、2002年8月8日の台北銀行董事会の議事録を示し、台北市政府で同じ日に担当係長(股長)から市長までが台北銀行の合併を認める裁可を一気に下すという異例のスピード処理を行っていたと指摘した。書類は極秘扱いされ、裁可の印鑑9個が押されているという。民進党は「重大な金融機関合併案件をそれほど急ぐ必要があったのか」とかみ付いた。
民進党は02年12月の台北市長選を前に、馬総統が台北銀行の合併案件の処理を急いだ背景には、富邦金融控股から何らかの働き掛けがあったためではないかとみて、攻撃の手を緩めない構えだ。
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