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11月輸出受注伸び鈍化、マイナス成長の懸念浮上【図】


ニュース その他分野 作成日:2011年12月21日_記事番号:T00034473

11月輸出受注伸び鈍化、マイナス成長の懸念浮上【図】

 経済部が20日発表した11月輸出受注は366億5,000万米ドルで、前年同月比2.54%増と過去26カ月で最低の伸びだった。経済部は、欧米債務問題が解決に向かわず世界経済の足を引っ張り、ハイテク業界の受注に影響するとして、12月輸出受注は2009年10月以来のマイナス成長に転じる恐れがあるとの予測を示した。21日付経済日報などが報じた。



 一方、米国からの11月輸出受注は前年同月比14.47%増の89億2,000万米ドルと、大幅成長した。蔡美娜・経済部副統計長は、米国の失業率が過去2年半で最も下がっていること、および感謝祭(11月24日)セールでこれまで抑制されていた消費意欲が刺激されたことを理由に挙げた。

 また行政院経済建設委員会(経建会)の劉憶如主任委員は、感謝祭を機に米国経済が上向き始めており、世界経済の二番底を逃れられる可能性が高まったと語った。

 なお製品別では、アップル製品人気から光学、電子、中小型液晶パネル部品の受注が好調で、精密機器が同7割(1億6,000万米ドル)増えた。