携帯電話キャリアの威宝電信（ビボテレコム）の周鐘麒総経理は20日、モバイルインターネット市場を好感し、来年第１四半期、携帯電話向けのアプリケーションストアを開設すると表明した。周総経理は「来年はモバイルネットユーザー数を現在の20万件以下から40万件に押し上げ、同社全ユーザーに占める割合を20％前後に引き上げる」と強調した。21日付工商時報が報じた。
ビボテレコムのユーザー数は現在183万件で、そのうちプリペイド利用者が60万件を占める。このため、同社のアプリストアは、月額ユーザーだけでなく、プリペイドユーザーにもサービスを提供する方針だ。なお同社は同時に直営店や加盟店を450店舗にまで拡大し、来年ユーザー数を210万件まで増やしたい考えだ。
周総経理はこのほか、来年調達予定の40万台の携帯電話のうち、７割以上をスマートフォンとし、またサムスン電子のスマートフォン「Galaxy S Plus i9001」を独占販売することも明かした。本体価格は通信契約とセットで０台湾元から。
