ニュース 電子 作成日:2011年12月21日_記事番号:T00034490
中華電信は20日、NTTコミュニケーションズ、韓国のKT、中国、東南アジアの通信キャリアと共同で、アジア域内を結ぶ新しい大容量光海底ケーブル「Asia Pacific Gateway(APG)」を建設することで合意し、建設保守協定に調印した。同建設への総投資額は150億台湾元(約386億円)で、中華電信は16億8,300万元を投資する。21日付経済日報が報じた。
中華電信は「広帯域で複数のルートを有する信頼性の高い光海底ケーブルを充実させ、モバイルブロードバンドデータ通信、高画質コンテンツ、クラウドコンピューティングなどの新サービス需要に応えることは、欧米企業による台湾でのデータセンター設置の吸引力となる」と強調。また、「東南アジア地域の通信市場の自由化が実現すれば、広帯域な国際通信に対する需要が増大し、台湾がアジア太平洋地域の情報ハブとなるのに有利」との見方を示した。
中華電信は、日本などアジア諸国を結ぶ「SJC」や今回の「APG」など、今年に入って新たに4本の大容量海底ケーブルプロジェクトに投資しており、同社の海底ケーブル対する投資は現時点で計8本となった。
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