ニュース 電子 作成日:2011年12月21日_記事番号:T00034493
米国で日台韓の液晶パネルメーカーが価格カルテルを結んでいるとして、ヒューレット・パッカード(HP)、デル、ノキアが米カリフォルニア北部連邦地裁に起こした損害賠償訴訟で、同地裁は19日聴聞会を開き、被告の奇美電子(チーメイ・イノルックス)、瀚宇彩晶(ハンスター)、シャープ、サムスン電子による原告との和解合意を承認した。21日付工商時報が伝えた。
和解金の金額は、奇美電が7,800万米ドル、ハンスターが8億台湾元(約21億円)、シャープが1億500万米ドル、サムスンが8,270万米ドルで、友達光電(AUO)は和解を拒否し、訴訟が続いている。
奇美電は和解金を今年第2四半期決算に計上し、第3四半期に既に支払い済み。ハンスターも和解金を第3四半期決算に既に計上したという。
液晶パネルメーカーの顧客は、欧州でも同様の訴訟を起こしている。
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