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香港で鳥インフル検出、台湾でも警戒態勢


ニュース 社会 作成日:2011年12月22日_記事番号:T00034501

香港で鳥インフル検出、台湾でも警戒態勢

 香港で鳥インフルエンザ(H5N1型)が検出されたことを受けて行政院衛生署は22日、中国、香港、マカオからの入境客に発熱症状など体調に異常がないか空港での検査を開始した。大陸委員会(陸委会)は21日、香港を訪れる台湾人に対して衛生面での注意を呼びかけた。中央社などが21日伝えた。

 衛生署疾病管制局によると、台湾では約20万人分の鳥インフルワクチンが備蓄しており、今年3~8月にかけて医療関係者、海上警備員、畜産関係者など2万人分に使用された。同局は今後、香港での状況に応じてワクチンの接種時期や接種対象を検討するとしている。

 これまでのところ、渡り鳥からH5N1型のウイルスは見つかっていないが、養鶏場の鶏からH5とH7のウイルスが見つかったため殺処分した。人間への感染は確認されてない。

 香港政府は21日、卸売市場の鶏の死骸から鳥インフルを検出し、約1万9,000羽を殺処分したと発表した。