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東聯化学、EGなど新工場に10億ドル


ニュース 石油・化学 作成日:2011年12月22日_記事番号:T00034511

東聯化学、EGなど新工場に10億ドル

 遠東集団傘下の東聯化学(OUCC)は21日、年産能力22万トン規模のバイオエチレン、同60万トンのエチレングリコール(EG)生産工場および関連設備を設置することを董事会で決議した。新たな生産ラインは来年4月1日に稼働予定だ。観測によると、新工場は中国・江蘇省揚州市などに設置され、投資額は10億米ドルを超えるとされる。22日付工商時報が報じた。

 郭佳輝・同社総経理は先ごろ、世界的に資源が不足する中、『グリーン・エチレン』やバイオEGの生産を推進すると語った。揚州市などで稲わらや麦わらを利用してバイオエタノールを生産し、さらにそこから化学製品を生産する計画を立てている。

 同計画の実現に向け東聯化学は、遠東集団の研究開発(R&D)リソースを統合するとともに、米国の関連メーカーとの協力を進め、揚州市の農作物資源を生かした生産技術を2年以内に選択する計画だ。