ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年12月22日_記事番号:T00034513
中鋼(CSC)は21日、ねじ生産で世界最大手の晋禾企業集団が高雄市に100億台湾元(約256億円)を投じて建設を計画中の物流センターに、同社が25億元を出資するとの報道を否定する声明を発表した。CSCは「晋禾の計画とマーケティングへの協力に同意しただけで、出資には同意していない」と説明している。22日付工商時報が伝えた。
公営企業であるCSCによる投資案はすべて実現可能性調査を経た後、監督機関である経済部国営事業委員会の審査を受けなければならない。
CSCが出資を否定したことに対し、晋禾企業の蔡永裕総経理は、自社グループで建設資金が賄えないわけではないとした上で、川上の原料メーカーであるCSCが出資して株式の3~10%程度を保有することになればダブルウィンの状況が生まれるとの期待を述べただけだと説明した。
高雄へのUターン投資を予定通り進めるかについて蔡総経理は、「将来投資するかは政府の支持が得られるかどうかが前提で、先に建設用地を確保してから実行する」と話している。
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