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タイガー魔法瓶製品が発火、販売中止を訴え


ニュース 家電 作成日:2011年12月22日_記事番号:T00034514

タイガー魔法瓶製品が発火、販売中止を訴え

 百貨店で購入したタイガー魔法瓶製の電気ポットが、約4カ月後に突然発火し、自宅の客間を焼く火災が起きたとして、新北市中和区在住の男性(34)がこのほど、消費者保護官に同型製品の販売中止を求める申し立てを行った。22日付蘋果日報が伝えた。

 火災当時、男性宅では祖母が寝ており、煙の臭いに気づいた祖母の通報で駆けつけた消防が消火に当たった。消防の調べで、タイガー魔法瓶製の電気ポットが火元と判明した。祖母は逃げて無事だった。

 タイガー魔法瓶の代理店は、6万台湾元(約15万5,000円)の見舞金を男性に支払い、問題のポットを鑑定のため日本に送りたいと申し入れたが、男性は証拠が失われるとして拒否し、消費者保護官に訴えた。

 代理店側は「電気ポットは高温に耐えるグラスファイバーでできており、自然発火することは考えにくい。過去40年間にも例がない」と話している。

 新北市政府法制局は、男性、代理店、消防局から提供された資料を基に、販売中止の必要があるかどうかを決定する構えだ。