ニュース 電子 作成日:2011年12月22日_記事番号:T00034515
通信大手の中華電信とスマートフォン大手の宏達国際電子(HTC)が戦略契約を結ぶ方向で検討が進んでいるもようだ。22日付工商時報が伝えた。
両社は昨年2月に戦略提携に向けた覚書を結んでおり、携帯電話端末、タブレット型パソコンなどの端末機器の調達面で協力を進めてきた。戦略契約は、提携内容をインターネットテレビ、販路、付加価値サービスにも拡大する狙いがある。契約は年末か来年初めに結ばれる予定だ。
両社はインターネットテレビ市場で、既に華達科技を合弁で設立し、共通のコンテンツプラットフォームを開設することにしている。また、HTCの携帯電話端末に中華電信の付加価値サービス「Hami」を搭載していく。将来的に中華電信のマルチメディア・オンデマンド(MOD)顧客は、テレビ、タブレット型パソコン、スマートフォンでコンテンツを楽しむことができるようになる。
中華電信は「Hami」のサービスを中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)経由で中国でも展開しており、HTCはHami搭載の携帯電話やタブレット型PCを、神脳国際(セナオ・インターナショナル)と中国聯合網絡通信が共同展開する情報通信機器販売店「沃神脳(WO Senao)」でも販売する方針だ。
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