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LED照明の国際認証、工研院が提供開始


ニュース 電子 作成日:2011年12月22日_記事番号:T00034520

LED照明の国際認証、工研院が提供開始

 工業技術研究院(工研院)は21日、台湾の発光ダイオード(LED)照明業者の海外進出を支援するため、LEDの信頼性に関する国際的な評価基準である「LM-80」による試験認証を開始すると発表した。22日付工商時報が報じた。

 LM-80認証は、LEDの寿命の指標となる光束維持率に関する認証で、北米照明学会(IES)が定めた。同認証は米環境保護庁(EPA)が省エネ製品に付与する「エナジースターマーク」を取得する上で必要となる。

 工研院は米国標準技術研究所(NIST)による研究機関認証「NVLAP」を獲得し、LM-80認証の試験とエナジースターマーク取得に向けた検査を行う実験室として認められた。これにより、台湾のLED業者は地元での認証取得が可能となった。

 同マークの取得は、米国市場にLED照明製品を売り込む上で欠かせないほか、フィリップス、オスラム、ゼネラル・エレクトリック(GE)など欧米系大手メーカーのサプライチェーン入りを目指す上でも必要となる。