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レックスチップ、不景気で幹部10%減給【表】


ニュース 電子 作成日:2011年12月22日_記事番号:T00034522

レックスチップ、不景気で幹部10%減給【表】

 エルピーダメモリ傘下のDRAMメーカー、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)は21日の董事会で、処長クラス以上の10%減給を決議した。今回の業界景気低迷を受けた業界初の対応で、関係会社の力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)も追随を検討すると表明した。22日付経済日報が報じた。

 レックスチップは処長以上が30人余りで、削減コストは1,000万台湾元(約2,600万円)ほどにすぎず、象徴的な意味合いが強い。

 南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)も、現時点で給与削減は発表していないものの、春節ボーナス(年終奨金)縮小を検討しているようだ。

 南亜科技、イノテラ、パワーチップの第1~3四半期の損失は合計570億元。レックスチップ、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)を合わせた5社では今年通年で1,000億元に迫り、金融危機の発生した2008年に次ぐ規模になると証券会社は予測している。