ニュース 電子 作成日:2011年12月23日_記事番号:T00034547
住友金属鉱山と台湾のIC封止材メーカー、長華電材と合弁会社、台湾住鉱電子(高雄市)はこのほど、大型サイズのチップ・オン・フィルム(COF)フレキシブル基板の生産ラインの削減を決定した。液晶パネル産業の低迷による需要減を受けた措置だ。23日付経済日報が伝えた。
台湾住鉱電子は、来年6月までに生産効率が悪いCOFフレキシブル基板の生産ラインを削減し、10億台湾元(約25億8,000万円)の減損処理を行うことを董事会で決議した。
COFは液晶駆動用半導体の実装材料で、同業の三井金属鉱業も22日、COF事業からの撤退を決めている。
台湾住鉱電子には住友金属鉱山が70%、長華電材が30%を出資している。長華電材は出資比率に基づき、3億元の減損処理を行う見通しで、第1~3四半期の利益の90%が消える計算となる。ただ、長華電材は第4四半期も黒字を確保しており、通年で黒字を維持するとの見通しを示した。
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