ニュース 運輸 作成日:2011年12月23日_記事番号:T00034548
高雄市で進められている台湾鉄路(台鉄)全面地下化工事で22日午後3時すぎ、前金区市中一路付近で大規模な陥没事故が発生し、ほぼ真上を通る線路を通りかかった列車があわや転落するという事態となった。幸い列車は100メートルほど前で停止し、大事には至らなかったものの、この日34便、乗客約1万人の足に影響が出た。23日付自由時報が報じた。
陥没により、長さ10メートル、幅5メートル、深さ4メートルの大穴が出現した(22日=中央社)
陥没は、工事現場の地盤が緩かったことと、地下水の水位が高すぎたことが原因とみられる。
付近の住民は、「ボン」という大きな音と共に、家に揺れを感じたため、あわてて外へ飛び出したという。
台鉄は事故発生後、高雄〜新左営駅間の運行を上下線ともに停止。同区間を利用する予定だった乗客は、高雄市の都市交通システム(MRT)への乗り換えを余儀なくされた。事故現場では補強工事が進められ、午後11時半にテスト運行が実施された後、運行が再開された。
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