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台中市が観光ロープウエー2本計画、17年にも供用開始


ニュース 運輸 作成日:2011年12月26日_記事番号:T00034562

台中市が観光ロープウエー2本計画、17年にも供用開始

 台中市政府は24日、山間部の観光地、大雪山国家森林遊楽区〜谷関を結ぶ「雪谷線」と新社〜大坑風景区を結ぶ「新大線」のロープウエー2本の設置計画をまとめた。雪谷線は台湾初の高山ロープウエーとなる。いずれもBOT(建設、運営、譲渡)方式で建設し、2017年8月の供用開始を見込む。25日付中国時報が伝えた。

 雪谷線は谷関温泉公園を始発駅とする全3駅で、全長5,800メートル。所要時間は片道約19分、1時間当たり960人の搭乗が可能となる。運賃は片道230台湾元(約590円)、往復350元。台中市は運賃を安くするため谷関温泉公園そばの陸軍用地を民間の投資者に提供し、7階建てのホテル(客室数150室)や飲食店、農産物の展示スペース、駐車場なども計画している。総投資額は約28億元、14年5月に入札を行う予定だ。

 新大線は全長5,400メートル、所要時間は片道約21分。運賃は片道150元、往復200元となる。総投資額は約20億7,500万元で来年4月に入札を行う。雪谷線と同様に新社駅のそばに8階建てのホテル(客室数100室)を建設する計画がある。